スマホでつくる10代の詩集『放課後のつづき』企画/編集

2020年春、新型コロナウイルスの影響により学校での時間を奪われた全国の高校生。学校が好きだった人にとっては辛く、そこでの時間が苦しかった人にはむしろ息がつく瞬間だったかもしれない。どんな過去があったにしても、家での時間が始まった10代に向けて、新しい放課後遊びをするみたいに声をかけました。


自宅のお気に入りの場所や落ち着く空間でスマホをかざし、写真を1枚撮ってもらいました。その写真に詩を添えてラインやメールで送ってもらいました。そこには、日常から解放された自由や学校での楽しみを奪われたもやもやが現れていました。


北海道から九州まで、25名の本名も顔も知らない高校生たちとつくりあげた詩集『放課後のつづき』には、巻頭詩が添えられています。詩人、水沢なおさんによる「まだやわらかい翅」は高校生たちの詩を読んで書き下ろされました。


巻頭詩:水沢なお

装丁画:野瀬奈緒美